君の好きな人が私だったらいいのにな。

『てか、ここ何日か珍しく顔合わせてなかったろ?』

「……うん、」

『だから余計緊張した。冬なのに変な汗かいたわ、』


いっつも堂々としてて

緊張なんて言葉に1番縁のなさそうな侑が

そう言っているのをきいて

私は少し嬉しかった。


「………夜ご飯、食べて帰る?」


これ以上、この話を続けるのも気恥しくて

私は侑から目を逸らして言った。