君の好きな人が私だったらいいのにな。

『………あのさ、今日は柚真に話したいことあってきた。』

「話したいこと?」


急に真剣な顔をしてそんなことを言うから

私もびっくりして

侑と向かい合うように正面に座り直した。


『あーー、えっと、さ、』

「な、何?そんな言い難いこと?」


私が言うと

侑は私から目を逸らして

ぼそっと呟いた。


『………イブん時は、悪かった。』


何のことを言われているのか最初はわからなくて

5秒くらいフリーズした後

私は思わずあっ、と声を漏らした。