君の好きな人が私だったらいいのにな。

「ど、どしたの、侑、」


今日なんか約束してたっけ?と私が言うと

いや、そーゆーわけじゃないんだけど、と侑は珍しく言葉を彷徨わせた。


「と、とりあえず部屋行ってて?私なんか飲むもん持ってく。」

「おう、」

「………?」


何となくいつもと雰囲気の違う侑に違和感をおぼえながらも

私はお茶の入ったコップを2つ持って

部屋に戻った。