君の好きな人が私だったらいいのにな。

「されたんでしょ、クリスマスイブに。」


もしかして気づいてないの?と私が言うと

どうやら大当たりだったらしく

少し間があった後に、あっ、と高野は声を漏らした。


「………どんだけ鈍いのよあんた…。」

『いや、だって、あんなさらっと言われたら気づかねぇよ、』

「それが鈍いってゆーのよ、」


大体女が男に好きって伝える時なんか

ほぼ9割は恋愛的な意味でしょ。

なんでそんなこともわからないのか、私にはよくわからなかった。