君の好きな人が私だったらいいのにな。

-侑side-


『柚稀が柚真のこと好きとか…、どーゆうことだよ…。』


嵐のように俺に伝えることだけ伝えて去っていった柚稀。

もしかして知らなかったのは俺だけで、もうすでに颯も東雲も知ってるんだろうか。


『………颯のやつ、起きてるか…?』


俺は、今のこの動揺を誰かに話したくて

颯に電話をかけた。