君の好きな人が私だったらいいのにな。

「いたっ、」

『ちょっと我慢しろって、』

「だって痛いー…、」


お店に到着してからすぐに

侑はコンビニで買った絆創膏を私の手のひらにぺたぺた貼った。

さっきまでは気づかなかったけど

皮がむけてると認識してしまったせいか、こんな手でよくボーリングできたなと思うくらいに

右手の手のひらはジンジン傷んだ。


『メニュー選んどけ、多分柚真の好きそうなもんばっかだから。』

「わ、ほんとだ…、」