君の好きな人が私だったらいいのにな。

パシャ、と写真を撮ったあと

撮れた写真をみて、立花がぼそっと呟いた。


「ん?なんか言った?」

『いや、来年はやっぱり5人で過ごしてぇなーって。』

「ふっ、私達が寂しくなってどーすんのよ。」


口ではそう言ったけど

立花の言うことがものすごくよくわかるような気がした。

あの2人がいないと、私達だって寂しい。


「立花ってそーゆーこと言うタイプだったんだね、」

『意外?』

「うん、ちょっと。」

『……言ったろ、俺だけ高校違うの嫌だったから、今の高校受けたって。』


そーゆーこと、と立花は言って

気恥しそうに私達から顔を背けた。


-羽瑠side end-