君の好きな人が私だったらいいのにな。

-羽瑠side-


『っとメールだ。…うわ、』

「?立花どーかした?」


曲を選んでいた最中だった立花が

見ろよこれ、とスマホを私の顔に近づけた。


「え、何、これ惚気?」

『だといいんだけどさぁ、見ろよ、場所。』

「………あぁ、ボーリング、」


立花が行きたいって言ってたからか、と私が言うと

やっぱりそっちだよなー、と立花は苦笑いした。


『仲良さそうだね、やっぱりこうやって写真で見ると。』

「普段からこんなもんでしょ、この2人は。」

『杉野はさ、何だかんだ顔に出るタイプだからわかりやすいけど、侑がこんなに顔に出るほど楽しそうなのは珍しいでしょ。』