君の好きな人が私だったらいいのにな。

『俺ら2人で行って、写真送り付けてやろーぜ、』

「うわ、悪い顔、」

『クリスマスなんかに風邪ひくから悪いんだってのー。』


じゃあ私鞄取ってくるね、と言って階段を上がろうとすると

あ、柚真、と侑に引きとめられた。


「ん?」

『今日の服なんかいいな、ひらひらしてて。』

「そ、そう?」

『おう、似合ってる、』

「あ、ありがと、」


なんの恥ずかしげもなくそんなことを言ってくる侑に動揺しながら

私は階段を駆け上がった。