君の好きな人が私だったらいいのにな。

「ちょ、羽瑠?」


私が後ろを追いかけようとすると

どこ行くんだよ、と侑がまた私の手を掴んだ。


「は、羽瑠んとこ。体調悪かったのかもだしっ…、」

『もしそうだとしたら、お前が行ったほうが気ぃつかうだろ。』

「……それも、そっか。」


いーからここにいろよ、なんて侑が言うから

私は大人しく窓際にあった椅子に座った。