君の好きな人が私だったらいいのにな。

私が言うと

午前中から噂だったぞ、クオリティ高いって、と侑が呆れたように言った。


『つか、いい加減そんなに力入れて掴まれてたら腕痛いし笑』

「わっ、ごめん、」

『別にいーよ、はぐれたら探すの大変だし、そのまま掴まってろ。』

「……ありがと。」


侑は私が袖を掴み直したのを確認してから

んじゃあそろそろ教室戻るかぁ、と言った。


「そーいえばもー少しでフォークダンスだっけ、」

『あー、もうそんな時間か、』