君の好きな人が私だったらいいのにな。

-羽瑠side-


「ふわぁ…今何時…?」


いつもと違う環境だからか、夜中に目が覚めてしまった私は、

水でも飲もうと部屋から出てリビングへ行った。


「あれ、氷室?」

『ん?…あぁ、東雲、眠れないの?』

「そっちこそ。」


私が言うと

ちょっとね、と氷室は苦笑した。


「………ね、」

『ん?』

「………あー、やっぱりなんでもない、ごめん。」

『え、何、気になるんだけど、』