君の好きな人が私だったらいいのにな。

「侑ー!立花ー!全部用意出来たよー!」


私が呼ぶと

BBQで煙がモクモク上がっているベランダから

侑と立花が顔を覗かせた。


『柚真、東雲、今焼けてる分取ってあるから食いに来いよ。』


あと俺達持ってくから、と侑に言われて

私と羽瑠はベランダへ出た。


「わ、風が涼しいー、」

「夜は涼しいんだねー。」


昼間は肌がジリジリ焼けるのが分かるくらい暑かったのに

夜は風が心地よくて、ひんやり涼しかった。