君の好きな人が私だったらいいのにな。

「ただーいまぁー、ってわっ、侑、ずっとここで待ってたの?」

『荷物、2人じゃ重いかと思って。』


玄関のドアを開けると侑が待っていて

ひょい、と私の手から買い物袋を引き取った。


「ありがと。もうみんなシャワー浴びた?」

『おう、あと柚真と柚稀だけ。』

「そっか。」


氷室先浴びる?と私が聞くと

杉野先に浴びてきていいよ、と氷室は言った。


「じゃあ先浴びてこよっかな。」


私は2人より一足先に玄関を後にした。