君の好きな人が私だったらいいのにな。

「……あ、ほんとだ。風が気持ちいい、」

『だろ?このパラソル持ってきて正解だったよなぁ。』

「ん。これなかったら日陰ないもんね。」


パラソルの隙間から青空がのぞいて

私はぼーっと空中を眺めた。


「……このままずっとここにいたいなぁー。」

『ん?』

「な、なんでもない。」

『……ふっ、俺も。』


侑はそう言って

あーこのまま寝そう、と私の方に寝返りをうった。