君の好きな人が私だったらいいのにな。

あっという間に立花も氷室も羽瑠に連れていかれてしまい

レジャーシートには私と侑だけが残った。


「……侑は行かなくていいの?」

『お前置いてったらまた誰に話しかけられるかわかんねぇだろ。』

「……そっか。」

『つーか俺もちょっと眠いし。』


侑はそう言って

ばたん、と後ろに倒れこんだ。


『あー、身体がなんか重い。』

「わかる。ふぁ…ねむ…。」

『お前も横になれば?気持ちいーぞ。』


侑はそう言って

自分が寝転んでいる隣をぽんぽん、と叩いた。