君の好きな人が私だったらいいのにな。

わかったわかった、と羽瑠になだめられて

結局3人でだらだらと体育館に向かう。


『あんれー?侑じゃーん。』

『あれ、颯、お前違うとこ受験したんじゃねぇの?』

『んーー、そーなんだけど、お前らと離れんの寂しくなってこっち来ちゃった。』


てかクラス表で気づけよー、と笑うこの男は

立花颯【Ryu Tatibana】。


『寂しくなっちゃったってお前なぁ、お前の成績だったらもっといいとこも受かってんだろ。』

『まあねー?でもそれは杉野だってそーだろ?』


なぁ?と言わんばかりに立花は私のほうを見た。