あぁ、ややこしくて回りくどくて面倒くさい男。

最後のスペシャルを私限定に仕掛けたことに免じて、友達でぐらいはいてやろうなんて、まだまだ怒ってる彼女の友達の私は思っているのだった。


 もう砂糖を溶かす力もないコーヒーに、なんと手なんかつけながら。