レモンの花«完»

如月は沖田に連れられ、



近藤達のいる部屋へと向かう。




沖田「連れてきました。」




如月『おはようございます。』




「っ、」



部屋にいたものは如月の姿に



言葉が出なかった。



綺麗な黒髪、ぷっくりとした唇。


肌は白く、胸は大きい。




それに着物が少しはだけたままだった


のだ。




近藤「如月くん、この、着物が…」





如月『え?あぁ。見苦しい思いを
させてしまい、申し訳ありません。』





土方「いや、それはいい。」





如月『そうですか。それでは
私をここに呼んだ要件を伺っても?』




近藤「如月君、君についてだ。」




如月『私…?』