レモンの花«完»

翌朝、沖田が如月を起こしに来た。




沖田「澪さーん?起きてますか?


っ、」



沖田の目に映るのは、




畳の上で寝転がる少女。




着物が少しはだけ、裾もめくれている。




如月『ん…沖田さんですか…?』




沖田「はい。朝ですよ。」




如月『わざわざありがとうございます』




沖田「いえ、近藤さんが呼んでいるので
来ていただけませんか?」




如月『分かりました。』