「ううん、眩しい...」

眩しい太陽の日差しが窓から差し込み私は目を覚ました。

(何だか頭がボーっとする。)

天井を見つめながら、昨夜見た夢の出来事を次々と思い出す。

(えっと、動物園の狼が来て、そう、キデスだ。一緒に星空を見て、その後、、
 私のおでこに、、キスを、、。)

キデスは、キスをした後、『クッ、顔が赤いぞ。』と悪戯そうに笑い、
また平然と夜空を眺めていた。

私はビックリして声を出すこともできず、キデスを見れず、
同じ様に星空を眺めながら、自分の早まった鼓動を感じていた。