ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おかっぱ!
華今日、行かないから!伝えといて!
アンタが先生とか柊くんに色目使って
私のプライド傷付けたせいだからね
あんたのせいで、華はソロ吹かないことにしたから!("^О^)<バーカ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…ふっざけんなよ…?」
ケースを壊す勢いでスマホを握りしめていると、志乃先輩が覗き込んでいた。
「…渚ちゃん」
「…ごめんなさい、私のせいです」
私は頭を下げる。周りも私たちに注目していた。
「違うでしょ?渚ちゃんのせいじゃない
勝手に休んだのは、あの子だから」
「…はい」
「あの子が来ないならどうするか、それを考えよ?」
志乃先輩は周りに「逆恨みで来ない」と説明をして、作戦を練り始めた。
私はある案を思いついた。
ただ、私が無事で済むかどうか…。
「志乃先輩、滝野先生が吹くのはどうでしょう」
「え?」
「先生は確か、トランペット吹けるはずです」
確かに、と先輩は納得し、すぐ先生に伝えに行った。
先生は2つ返事でオッケーしたらしい。
「私が先生の手伝い係になるなら」と。
「皆!準備はいい?」
佐々木先輩はティンパニに手をかけながら言った。
「打楽器運ぶ係はこっち来ちゃっていいよ!制服ちゃんと着てね!あとは…」
伝えることがたくさんなんだろう、メモ用紙を見ながら指示をしている。
そんな先輩をキラキラ系が冷めた目で見ていた。
おかっぱ!
華今日、行かないから!伝えといて!
アンタが先生とか柊くんに色目使って
私のプライド傷付けたせいだからね
あんたのせいで、華はソロ吹かないことにしたから!("^О^)<バーカ
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「…ふっざけんなよ…?」
ケースを壊す勢いでスマホを握りしめていると、志乃先輩が覗き込んでいた。
「…渚ちゃん」
「…ごめんなさい、私のせいです」
私は頭を下げる。周りも私たちに注目していた。
「違うでしょ?渚ちゃんのせいじゃない
勝手に休んだのは、あの子だから」
「…はい」
「あの子が来ないならどうするか、それを考えよ?」
志乃先輩は周りに「逆恨みで来ない」と説明をして、作戦を練り始めた。
私はある案を思いついた。
ただ、私が無事で済むかどうか…。
「志乃先輩、滝野先生が吹くのはどうでしょう」
「え?」
「先生は確か、トランペット吹けるはずです」
確かに、と先輩は納得し、すぐ先生に伝えに行った。
先生は2つ返事でオッケーしたらしい。
「私が先生の手伝い係になるなら」と。
「皆!準備はいい?」
佐々木先輩はティンパニに手をかけながら言った。
「打楽器運ぶ係はこっち来ちゃっていいよ!制服ちゃんと着てね!あとは…」
伝えることがたくさんなんだろう、メモ用紙を見ながら指示をしている。
そんな先輩をキラキラ系が冷めた目で見ていた。

