私の髪を掴んで、無理矢理目を合わせた。
「…?!」
「可愛いなぁ、そういう戸惑いと恐怖が混ざった目、性癖に刺さるんだよ」
思い出したのは、柊の話。
滝野先生は少し変わった性癖を持ってる。もしかしてそれって、ドSってことなんじゃ…
「その顔、鳴かせたくなる」
先生は、そのまま私を後ろの壁に押し付けた。
「そう言えば、君にご褒美してあげるって言ったっけ」
「い、いや、それは」
やばい、確実にやばい。
でも、男の力に敵うはずもない。どれだけ抵抗しても効かない。
「…なに?お仕置されたい?」
「そんなこと言ってない!!」
先生は首筋に顔を近づけて、こう言った。
「いつも、ミーティングの時どう座ってる?確か、柊の右隣だよね?」
「…そんなこと聞いて…どうするんですか」
「ん?噛み跡つけるの、左側で合ってるか聞こうと思って」
そう言うと、先生はそのまま噛み付いた。
「っ!!痛い!」
このままだと、痛い思いするのと先生に恥を晒すどころか、柊にこの跡を見られてしまう。
そんなの絶対に嫌だ。
…こんな時になんで柊との関係の心配をしてる?
「あ、ごめん、血出てきちゃった」
口を離しながら先生が楽しそうに言った。
え?!噛みすぎじゃない?!
頭が真っ白になってきた。
「お前何やってんだ!!!!」
「ぅわっ?!」
目の前の先生が吹っ飛んで行った。
「おい!渚!聞こえるか?!俺見える?!」
「…柊…?」
「…?!」
「可愛いなぁ、そういう戸惑いと恐怖が混ざった目、性癖に刺さるんだよ」
思い出したのは、柊の話。
滝野先生は少し変わった性癖を持ってる。もしかしてそれって、ドSってことなんじゃ…
「その顔、鳴かせたくなる」
先生は、そのまま私を後ろの壁に押し付けた。
「そう言えば、君にご褒美してあげるって言ったっけ」
「い、いや、それは」
やばい、確実にやばい。
でも、男の力に敵うはずもない。どれだけ抵抗しても効かない。
「…なに?お仕置されたい?」
「そんなこと言ってない!!」
先生は首筋に顔を近づけて、こう言った。
「いつも、ミーティングの時どう座ってる?確か、柊の右隣だよね?」
「…そんなこと聞いて…どうするんですか」
「ん?噛み跡つけるの、左側で合ってるか聞こうと思って」
そう言うと、先生はそのまま噛み付いた。
「っ!!痛い!」
このままだと、痛い思いするのと先生に恥を晒すどころか、柊にこの跡を見られてしまう。
そんなの絶対に嫌だ。
…こんな時になんで柊との関係の心配をしてる?
「あ、ごめん、血出てきちゃった」
口を離しながら先生が楽しそうに言った。
え?!噛みすぎじゃない?!
頭が真っ白になってきた。
「お前何やってんだ!!!!」
「ぅわっ?!」
目の前の先生が吹っ飛んで行った。
「おい!渚!聞こえるか?!俺見える?!」
「…柊…?」

