「・・・ッ」 一気に力が抜けて その場に崩れ落ちそうになったあたしを 田崎が支えた。 「石倉!!大丈夫だった!!?何かされた!?」 田崎の問いかけに、力なく首を振る。 安心した様に田崎は笑った。 そして、 「すぐ来れなくてごめんな」 と、悲しそうに笑った。