「じゃあ、また明日ね」



「あぁ」



家に着いてそれぞれの家に入る。
私は自分の部屋に入るなり、ベッドに飛び込んだ。



「はあ〜〜っ……」



落ち込んでも仕方がないって思ってても、やっぱり落ち込む……。
しょーちゃんが私に気がないってわかってる。
けど、心のどこかでは期待してしまうんだ。



しょーちゃんの特別になりたい。



そう思うのはワガママなのかなっ……?



私はしょーちゃんの彼女になれ……るワケないか。
小さい頃から迷惑かけてばかりのこんなお荷物の私じゃ……ダメだよね。



ワガママな女は卒業しなくちゃ。
私はそろそろ自立する。
そう決心した。