【企画】溺愛するには不器用すぎる。





短パンを履いているから細くて真っ白な脚が視界に入ってくる。
さらに、華那のTシャツのすそが少しめくれてお腹がチラッと見えている。



おいおいおい。
無防備すぎないか?
他の男には絶対にこんな姿、見せたくない。



触れたい。触れたい。触れたい。
いや、でもそんなことしたらこの幼なじみという関係が崩れてしまう。
絶対に華那に気持ち悪いと思われる。



なんとしてでも、せめてこの幼なじみという距離感はキープしたい。



こんなことしてないで、そろそろ華那を起こさないと……。



「っか……華那」



「ん〜〜……?」



名前を呼ぶと、モゾモゾと動く華那。
でも、目はまだ開かない。