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それからBBQを思いっきり楽しんだ私たちは花火を明日にして、もう寝ることにした。



外はもうすっかり暗くなっている。



私は部屋に戻ってから、桜と夜空に光る月と星を見ていた。



『綺麗ね〜。』



「えぇ、山だからいつもに増して綺麗だわ。」



しばらく静かに空を見上げていた。



どれくらい経ったのだろう…、肌寒くなって来たところで私たちはベッドに入り、眠りについた。



それはとても静かな夜だった。






『ぃ…ゃ…い、弥生。起きて。今日の朝ご飯弥生の番でしょう?また、昨日みたいに大変なことになってしまうわ。』



桜の声で目が覚めた。



「おはよう、桜。」



そうだったわ。



私今日当番だ。



何作ろうかしら…。



朝だし無難にフレンチトーストでも作ろうかしら…?



よし、そうしましょう!



「桜はどうする?一緒に行く?それとも部屋にまだいる?」



『私も行くわ!まだみんな起きてないでしょう?』



そうねぇ…、桜料理上手だから、いてくれるとすごく助かるのよね…。



私に料理上手を教えてくれたくらいだもの。



そう思い、私は桜にお願いした。