「まぁ、その後愛斗が来てくれていろいろやってくれたから今はもう大丈夫よ!」
葉月の言葉に安心した。
これからは当番忘れないようにしよう…。
私はひっそりとそう心に決めた。
「そろそろ部屋出る?部屋出たら戻らなければいけないけど…」
どうする?と私は4人(葉月、皐月、月、太陽)に聞いた。
「寂しいけど…仕方ないわ。」
「そうねぇ…、葉月楽しかったわ、また話せるといいな!」
「うん!またこの姿で話そうね!」
「私達も…。太陽…。」
「そんな顔しないで?皐月。また、桜達に頼みましょう?」
「うん…。」
それぞれ言葉を交わして月と太陽は元の姿に戻った。
もちろん桜もね。
戻る時はそれぞれの意思で戻れるみたい…。
今回のこと、いい発見になったわ。
それに楽しかったようで何より。
私たちはそれぞれ思いを抱きながら、みんなでリビングへと向かった。
リビングに着くと、綺麗にBBQの準備が整っていた。
ほんとに水無月くんが頑張ってくれたみたい。
ありがとう。そう心で呟いておいた。
