また、それぞれの話に戻った。
え…?海に入らないの?
いつまでこの時間続くの…?
別に海に早く入りたい訳では無い。
でも!この時間が続くのはいや!
「音川さん?どうかした?」
「い、いや…。なんでもないわ。」
水無月くんと一緒にいるのが嫌って言ったら絶対…あー、考えただけで恐ろしいわ。
「そう?俺と二人でいるのが嫌なのかと思った。」
満面の笑みだった。
うわぁ…バレてる。
完璧にバレてるわ。
案外鋭いのね。
目が笑ってないし…。
「おーい!そこのおふたりさん!早くおいでよ!!みんなもう泳いでるよ?」
グッドタイミングで神無月くんが私たちを呼んだ。
「あー、今行く」
水無月くんの返事てきとー。
