奇跡を起こした12の月光





「いたいた!龍〜!!」



「雪人だ〜!!」



葉月と皐月は、それぞれペアの所へ走っていった。



えっ?



私は〜…?置いてかれた。



「音川さん?」



置いてかれた私を見てか、水無月くんが話しかけてきた。



「なに?」



「あ〜!そういえばさっきみんなどこ行ってたの?!」



急に皐月の声が聞こえた。



「そうよ!どこ行ってたのよ!?」



葉月も気になったみたいで聞いている。



「あ〜、俺たちも水着取りに行ってた。」



やっぱり…。そんな心配することでもなかったわね。



「でも、会わなかった気がする…。」



まぁ、確かに…。



「入れ替わりになったんじゃね?」



「あ〜!なるほど…。それなら納得!」



まぁ謎が解けたみたいで?良かったわね。