部屋に着いた私は、部屋をじっくり見回した。
へ〜、こんな感じになってるんだ〜。
そこは、私が花の魔法使いだと言っているため、パステルカラーのピンク、緑、赤など花の色で暖かい感じの部屋だった。
想像以上にすごいわね。
私は、窓を開けてみた。
すると、すごく心地よい風が吹き抜けた。
すごく気持ちいいわね。
さすが山と海がある大自然の中なだけあるわね。
私は、窓を開けておくことにした。
「弥生〜!今ちょっと…ってすごい!!可愛い!!」
?!…ちょっとびっくりしたじゃない。
「葉月急に入ってこないでよ。」
「ごめんごめん!!」
もう、全く。
「で、何か言いたいことあったんじゃないの?」
葉月はあっ!という顔になった。
「そうそう!ねぇ、早速一緒に海i──」
「いや」
私は葉月が言い終わる前に私は断った。
だって外に出たくないもの。
それに海とか…。
もともと私は誰とも仲良くするつもりではなかったし…。
でも、葉月達がすごい私に絡んでくるから…。
もう手遅れかしら…?
私は自嘲気味に笑った。
「そんな遮ってまで言わなくても…って、どうしたの?弥生?」
