「すごいよ!みんな!」
皐月の声が聞こえて皐月の方を見ると同時に
「部屋が…!!むっちゃ広い!!個々の部屋全部見てきたら凄かったから思わず叫んじゃった。」
てへっと皐月は、可愛らしい笑みを添えてそう興奮気味に口にした。
「どんな感じ?!6部屋あるんだよね?」
「んとね!みんなのそれぞれの魔法のいろだった!!それも、女の子の方は可愛かったし、男の子の方はかっこいい感じだった!!」
ふーん…しっかりしてるのね。
私の部屋はどんなところだろう。
「すげぇ!!早く行こーぜ!!」
神無月くんが興奮気味に言った。
「行こいこ!!僕も気になる!!」
「よし!みんな早く行くよ!」
あっという間にみんながいなくなってしまった。
え…?!みんな早くない?!
私も行こ〜っと。
