場の雰囲気壊してるかもだけど、私は行かないわ。
「ごめん…私そういうのに興味無いの。」
葉月と皐月は顔を見合わせ、急に私の腕をサイドから掴んできた。
「な、なに?私は行かないわよ?」
全力で私は拒否した。
「弥生ちゃーん行きましょうね!」
「皐月、しっかりね!」
「うん!」
なんか団結してるし…。
なんなのよ…もう〜!
「雪人、龍、愛斗!行ってくるね!」
「ちょっ!待って〜!絶対だめ!女子3人だけで行くなんて危険すぎるよ〜!てことで、僕も一緒に行くね!」
なんで如月くんまで…泣
「おっ!雪人それいいな!!じゃあ俺も行く〜!!愛斗も来るよな?」
神無月くん?!
もう色々と、想定外なこと起こりすぎて…喋る気力が無くなっていってる。
「あぁ…」
水無月くんは私をちらっと見た。
まるで逃げられないよとでもいうみたいに…。
はぁ、とことんだるいわ。
