部屋に着くと、美味しそうな料理が並んでいた。
私はお腹がすいていたから、すぐに夕食を食べ始めた。
それにしても、一日は早いわね。
あっ!そういえば、桜見かけないわね。
いつもなら私の近くにいるのに。
この家では、余計。
どこにいったのかしら?
ちょっと探しに行こうかしら?
そう思っていると、急に私の肩に何かが乗った気がした。
これは…桜?!
『そうよ。ごめんなさい、椿様と李桃様に弥生について質問攻めにあってたの。だから、弥生のところに行くことが出来なかったのよ。』
お父様…お母様…。
はぁ。過保護もいいところだわ。
でも、それだけ愛されてるって思うとなんとも言えないわ。
まぁ、でも、とにかくあれね。
「桜、お疲れ様。変なこと言ってないわよね?」
私は桜を労りつつ、質問した。
あの二人の中にいた桜ならなんでも言いかねない。
信用してないわけではないわ。
ただ、一応ね!
『弥生、ありがとう!って言いたいけど、何よ。変なことなんか言ってないわ。』
ふーん…。
「まぁいいわ。それよりお風呂入ってねましょう?久々に来て少し疲れたわ。」
『えぇ!そうしましょう!』
私たちは、久々の家を堪能した。
