「別に何者では無いわ。普通の人間よ。」



「へ〜…普通の人間ね〜…。」



ほんとか…?



俺は納得がいかなかった。



「何よ、悪い?ごめんなさいねぇ、特別な人間じゃなくて。」



「もういいかしら?用は済んだでしょう?」



本当はもっと問いつめたいところだけど、今回は諦めますか!



「しょうがないね…今回はそういう話だったし、大人しくここから去るよ。」



でも、次は覚悟しておいてね。



そう言い残し、俺はその場から去っていった。



ますます、気になってきた。



あいつのこと…。



さて、どうすっかな。



まぁ、あいつとはパートナーだし、いつでも機会はあるか。



そう思い俺は再び学園へと向かった。