「私も!弥生食べてもいいかしら?」
「フフッどうぞ。好きなだけ食べていいわよ。」
無邪気な2人を見て私は思わず笑みを浮かべた。
「ん〜!!シンプルなのもいいわね!」
「うんうん!」
「食べたら私達も着替えましょ!弥生が汚したらダメだからって言って着なかったんだからね!」
そう、実はここに入ってすぐにコスプレカフェだからって着替えさせられそうになったんだけど、汚すといけないからと私は断っていたのだった。
「ね!いいでしょ?」
「…いいわよ……」
2人に圧倒され断るに断れなかった私は、了承した。
この選択をあとから後悔することを私はまだ知らない。
