「今日はみんな学校行く?」
葉月の問いにみんな反応した。
確かに…もう学校に行くの自由じゃん。
「私は行くつもりだよ〜!!」
「僕も〜」
「俺も〜」
「俺も」
ふーんみんな行くんだ〜…
私は今日休もかな〜…久しぶりに家に帰りたいし…って行っても学校に来て1週間も経ってないんだけどね…w
でも私は、いろいろと帰ってやりたいことがある。
「私は行かないわ…」
「なにか用事でもあるの?」
「うん…ちょっとね…」
葉月からの質問に曖昧に答えた。
別に授業出なくてもいいみたいだし、ちゃんと答える必要は無いよね…。
なんか…水無月くんに見られてる気がするけど、まぁいいや。
「そっか〜…残念だなぁ…」
皐月が少し落ち込んでる。
世の中の男なら、一発でやられちゃうんじゃないかしら。
皐月のこの可愛さに。
「まぁまぁ!弥生にも色々あるんだよ!てことで、ほら学校行こ!」
皐月は、しょんぼりしながらも葉月について行った。
私は、この寮に1人になると、自分の部屋の1番奥の部屋に行った。
たとえ、ここに誰もいないとしても、油断は禁物だ。
