しばらく歩くと、どこからか私を呼ぶ声が聞こえてきた。
───、よ……い。
───…ゃよい……
───弥生、早く目を覚まして…。
みんなの声だ。
一緒に戦ったみんなの声。
「…どこにいるの、?」
私は声のする方へひたすらに足を動かした。
途中で何度も何度も足がもつれながらも
…
しばらくすると、光が見えた。
その光は真っ直ぐに私の方へと向かってくる。
まるで、光の絨毯ね。
私は、その光の絨毯を歩き、一際大きな光の前に来た時、その中へと手を伸ばした。
──────やっと、帰ってきた。
─────“おかえり!”
