奇跡を起こした12の月光




『弥生に撫でられるの好き…!』



「私も、桜撫でるの好きよ。」



だってふわふわしてて気持ちいんだもの。



しばらくそうしていると、ふと思い出した。



あっ!私、ほか二部屋の片付けしてない!



「桜!起きて!ほか二部屋の片付けおわらせよ!手伝って!」



『ん…?うん…わかった…』



ぐっすり寝てたわね…私の足の上で。



まぁ可愛いから許すんだけど…



私たちは、今日中に片付けたいので、超特急で終わらせた。





「『つ、つっかれた〜!』」



私はベットにダイブした。



何とか終わった〜…結局、他の二部屋は、1番奥の部屋を私自身の自由部屋にして、真ん中の部屋を、物置部屋にした。



て言っても、物はあんまりないんだけどね…笑



今は普段部屋、つまり一番手前の部屋にいる。



もちろん、姿は、学校での姿だけどね。



普段部屋に本当の姿でいたら大変なことになってしまう。



本当の姿をするのは、1番奥の部屋だけだ。



徹底しないとね!



そういえば、今何時…?



「…やばっ!もう夜中の三時?!」



どうりで眠いわけだ。



私は、ベットに倒れ込むようにして眠りについた。