「ごめん、みんな。そして、ありがとう。
こんな恐怖終わらせるね。」



私は目を閉じ、集中した。




「──光の精よ
みなの想い
願いを乗せ
暖かな光の鎖で包み込め
──ウォームライト!! 」



奥底に眠る魔力を最大限に引き出して、身体中の魔力を使って私は放った。



私は目の前の渦が光の鎖に縛られ、消えていくのを見ると、ゆっくりと目を閉じた。




※・※