※・※
「なんで…」
私は絶望した。
これで封印できるはず…
他のみんなは力尽きて、もう……
目の前には、闇の渦。
頼りになるのは私のみ…
私だけ生きてるなんておかしいもの!
「何か、方法があるはずよ…」
すると、周りに一緒に頑張って来た仲間のペット達がいた。
『私達は、あなたに託します。最期の願いどうか聞いてください。』
そういうと、彼女達が何か唱え始めた。
私の中に色々なものが流れ込んでくる。
暖かい、たくさんの想いや願い…
そして、みんなの力。
私は悟った。
「ごめん、みんなごめんなさい。私は…」
わたしは、あなたたちの大事な大事なものを奪ってしまった。
──バシッ
…っ!
『泣きやみなさい!なんのためにみんなが力を貸してくれたのか、それを考えたら、泣いている暇はありません!彼女たちの命を無駄にしないように、何としてもやり遂げなくては行けません!』
私は、自分のパートナーに言われ、目が覚めた。
『それでこそ、あなたです。私もあなたに託します。』
暖かい、流れ込んでくる。
そうよ、私はやらないと…!