奇跡を起こした12の月光





私は桜を見つめた。



桜は我関せず…うぅ…そんなぁ〜私に味方はいないの?



『弥生頑張れー』



桜め〜私は桜にだけわかるように少し魔力を解放しようとした。



『やめて!弥生!怖いから!』



むぅ〜…どうしようもないの?



はぁ…しょうがないか…



「……葉月、皐月…」



部屋戻ってもいいかなぁ…



少し恥ずかしい…/////



「「…!!可愛い……!!」」



葉月と、皐月が揃ってそう言った。



あんまり見ないで欲しい……。



慣れないなぁ…



学園というものに通ったことがないから、余計慣れない。



あ〜もう!



私は、いたたまれなくなって自分の部屋に戻った。





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「あれはやばいわね…」



「弥生ちゃんが可愛い…照れてた。」

「「「…?」」」


葉月と、皐月がそんなことを言っていたことを私は知らない。



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