私は桜を見つめた。
桜は我関せず…うぅ…そんなぁ〜私に味方はいないの?
『弥生頑張れー』
桜め〜私は桜にだけわかるように少し魔力を解放しようとした。
『やめて!弥生!怖いから!』
むぅ〜…どうしようもないの?
はぁ…しょうがないか…
「……葉月、皐月…」
部屋戻ってもいいかなぁ…
少し恥ずかしい…/////
「「…!!可愛い……!!」」
葉月と、皐月が揃ってそう言った。
あんまり見ないで欲しい……。
慣れないなぁ…
学園というものに通ったことがないから、余計慣れない。
あ〜もう!
私は、いたたまれなくなって自分の部屋に戻った。
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「あれはやばいわね…」
「弥生ちゃんが可愛い…照れてた。」
「「「…?」」」
葉月と、皐月がそんなことを言っていたことを私は知らない。
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