…?!



終わってない…?



さっきよりは小さくなったものの、まだ直径100メートルはありそうな穴が空いていた。



「うそ、でしょ?」



まだ終わってなかった。



どうして…?



だって、過去の人達はこれで終わっていた。



やっぱり何かが、おかしい…


でも、考えたって分からない



とりあえず、何とかしなくては…!



これでは、封印すら出来ないのだから。



私は必死に記憶を手繰り寄せた。



すると、頭に何かが流れ込んできた。