奇跡を起こした12の月光




「霜月先輩!傷だらけ…!大丈夫ですか?」



「大丈夫よ。皐月ちゃんこそ、私より酷いわね。」



「私も大丈夫です!こんなの痛くも痒くもないです!」



そこには花が咲いたような笑顔があった。



「お前も無事なようだな、雪人。」



「七夕先輩も。」



「葉月ちゃん!大変だったでしょう?無事で良かったわ!」



「睦月先輩〜!」



「愛斗くん、弥生ちゃん、大変だったみたいだね。」



「俺は別に、弥生の初めてのところ見れたので、全部吹き飛びました。」



「あら、弥生、少し目が腫れているわね。どうしたのかしら?」



長月ちゃんは、からかい気味にクスッと笑った。



「それは…」



「クスッ、無事でよかったわ。」



長月ちゃん…



私は、少しうるっとしたことを隠すように言う。



「それじゃ、みんな揃った事だし、準備はいい?」



「「「「「はい!」」」」」



練習の時以上にみんながひとつになった。



絶対に、終わらせてみせる!



二度とこんな悲劇が起こらないように!!



そんな決意をもち、みんなで問題のところまで急いだ。