奇跡を起こした12の月光



~弥生side~



「『あ〜と…ごめんなさい』」



私は桜と一緒に頭を下げた。



「いーよいーよ。愛斗も助かったんだから、仕切り直しね!」



葉月…



「葉月ありがとう」



私は笑顔で葉月に返した。



『そろそろじゃない?周りの穴がだいぶ消えたみたいだよ!』



太陽が言う。



『そのようね。私たち以外の6人はどこにいるかしら、?』



月は辺りを見渡しながらそう言った。



穴も残りわずかで終わりが見えてきた今、私達のやることは1番大きな穴の封印。



それにはSクラスの先輩たちあと6人の力が必要だ。



「みんな大丈夫かしら…」



私がボソッと呟いた時──────






「おー!いたいた!元気だったか?」



噂をしていれば先輩たちが全員来た。



「黒矢先輩!!」



「おう!龍お前大分暴れたな?ところどころ傷あるし、大丈夫なのか?」



「俺っすか?かすり傷ばっかですよ!黒矢先輩も人のこと言えないじゃないですか!」



おちゃらけた雰囲気の2人は安心したように、話していた。



龍と黒矢先輩を筆頭に、それぞれ話し始めた。