私は部屋に帰ろうとしたけど、星川さんに止められた。
「そういえば弥生!いつまで苗字読みなわけ?私と皐月は名前で呼んでるのに!」
「そうよ!名前で呼んで欲しいなぁ。弥生ちゃん!」
「いや…えと…」
これは非常に困った…どうしよう。
でもそう思うのも無理ないよね〜。
これは呼ばなきゃいけないの?
「俺たちのことは?」
げっ!神無月くん…
「男子たちはいいの!」
「えっ?!そんなぁ…」
ここは星川さんナイス。
「で?名前で呼んでくれるよね?」
すごく満面の笑みで言われた。
その顔怖い…うぅ逃げたい。
「じゃあ、呼んでくれないなら…どうしよっかなぁ」
日高さん…?顔が笑顔で逆に怖い…
そんな脅すような子だったの…?
星川さんの方を見ると星川さんもおなじ状況だった。
