奇跡を起こした12の月光




『愛斗くんは返事いつでもいいって言ってくれているんでしょ?』



「…うん。」



『じゃあ弥生が言いたい時にいえばいいじゃない!』



そう、よね…。



明日とか生きてるとか関係なしにとりあえず考えてみよう。



『フフッ、もう私の助言は必要ないみたいね。それじゃあ私はもう寝るわ。おやすみ〜』



そう言って自分の定位置へと入っていった桜。



私もベッド入ろ…



色々考えすぎて疲れたわ。



私ももう寝ましょう。




「…ふわぁ〜………」




私はひとつ欠伸をして夢の世界へと旅立っていった。