奇跡を起こした12の月光




「ねぇ!食べてもいい?」



日高さんがそういった。他のみんなもこころなしか食べたそう。



「どうぞ」



「やった〜!いただきます!」



「「「「いただきます!」」」」



どうかな?口に合うといいんだけど…



「「ん〜!!美味しい!!」」



それは良かった!



私も食べてみる…うん!上出来ね!



『弥生〜私のは?』



桜!そうだった…どうしましょ。



『私もカレー食べたいなぁ。』



桜が物欲しそうにカレーを見てる。



「わかったわよ。ちょっとまってて?」



私はカレーの残りを小さな桜用の器に盛った。



そういえば、他のみんなのペットは?



「はい、どうぞ?桜」



『やった〜!』



桜は美味しそうに食べ始めた。



「あっ!私たちもあげてもいい?」



星川さんがそう聞いてきた。



「ええ、もちろん!どうぞ、いっぱい作ったので…」



途端みんながそれぞれカレーをつぎに行った。



あはは…なんか面白い。



みんなが器についで戻ってきた。



ペットたちも大喜びだ。



なんかすごい嬉しいかも。



自分の作った料理をこんなにも気に入ってくれると。



「「「「「「ご馳走様でした!」」」」」」



その後私が洗い物をしてみんなの談笑時間になった。