奇跡を起こした12の月光




「それじゃあそれで決まりね!あとは、私たち!皐月は何やりたい?」



その後順々に決まっていき、
私と水無月くんが週替わりで料理作り。



神無月くんと、星川さんが週替わりで個人の部屋以外の掃除。



如月くんと、日高さんが一緒に洗濯。



というふうになった。



今週は、私が当番ということで、夜ご飯を作ることになった。



「みんな今日の夜ご飯なにがいい?あと、嫌いなものとか、ある?」



料理を作る上で大事なことを聞いた。



「カレーが食べたい!」



「ハンバーグ!」



「唐揚げ!」



「私は、なんでもいいわ。」



「俺も。」



なるほど〜…あっ!上から、日高さん、如月くん、神無月くん、星川さん、水無月くんね!



嫌いなものはないのかな?



なんでもいいって言ってるし大丈夫よね!



「了解、じゃあ作ってくるね。でも、材料あるかしら?」



作るものが決まっても材料がなければ作れない。



「材料ならさっき冷蔵庫見たらあったよ?」



ナイス!水無月くん。



それなら大丈夫ね。



良かった良かった。



「ありがとう。」



私は水無月くんにそう言ってから台所に向かった。



「さてと、ちゃっちゃと作ってしまいましょう!」



今夜は、日高さんのリクエストのカレーにして、あと2人にはそれぞれ言ってたものをカレーに乗っけたら完成かなぁ。



「よし!」



私はそう意気込んでカレー作りに取り掛かった。