(((おけ!!)))



みんなが声を揃えて返事をしてくれる。



その後すぐに少人数グループに別れて、それぞれ理事長室へと、テレポートした。






これから話すことは決していい話ではない。



なのに、みんなにこんな優しくしてもらって…



ここまでしてもらったなら、心の準備しっかりしないとだわ。




数回深呼吸をして私は前を向いた。




すると、みんなが席について私の話をしっかり聞こうとしている。



「音川さんの言いたいことゆっくりでいいから話してみて?」



寒空先輩…



みんなの目を見て順々にゆっくり私は話し始めた。



「まずは私の最後の秘密から…もう長月ちゃんは知ってるけどね…」



そう言って私は話し出した。